認知科学Cognitive Science 1988動画準備中
問題が解けても、解き方は学べていないことがある
ゴールに向かって解くやり方は、作業記憶を使い切ってしまい、肝心の「型」を学ぶ余力を奪う。解くことと、学ぶことは別物だ。
キーワード
14 本
ゴールに向かって解くやり方は、作業記憶を使い切ってしまい、肝心の「型」を学ぶ余力を奪う。解くことと、学ぶことは別物だ。
覚えたいなら読み返すな、思い出せ。しかも本人には、効いていない感じがする。
意識して同時に扱える情報の量には、はっきりした上限がある。そこが人間の一番狭いところだ。
ドーパミンは快楽の信号ではなく「予想との差」の信号。予想どおりの報酬には、脳はもう反応しない。
使った脳は、大人でも物理的に育つ。そして使うのをやめると、育った分は縮んで戻る。
学習の総量が同じでも、間隔をあけて分けたほうが長く残る。一夜漬けは、最も損なやり方だ。
「やろう」と思うだけでは動けない。「Xの状況になったらYをする」と具体的に決めると、実行率が跳ね上がる。
熟達を分けるのは練習の「量」ではなく「質」。ただし、練習で説明できる差は、思われているより小さい。
記憶に残るかどうかは、時間や反復より「どれだけ深く意味を処理したか」で決まる。
記憶は、覚えたときの文脈と一緒に蓄えられる。思い出せるかは、その文脈が再現されるかで決まる。
授業中にPCで別のことをすると成績が下がる。しかも、その画面が見える隣の席の人まで巻き添えになる。
創造性は、無から生まれる才能でなく、普通は結びつかない遠い要素どうしを、有益な形でつなぐ力だ。
自分が動くときと、他人が同じ動きをするのを見るときに、同じ脳細胞が発火する。理解は模倣に根ざす。
良い類推は、見た目の似ている点でなく、関係の構造を写す。表面の類似に頼ると、たとえは滑る。