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感情を失うと、人は正しく決められなくなる
理屈は無事でも、感情の信号を失った人は、損な選択を繰り返す。判断は感情に支えられている。
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理屈は無事でも、感情の信号を失った人は、損な選択を繰り返す。判断は感情に支えられている。
同じ額でも、失う痛みは得る喜びの2倍以上重い。人は損を避けるために、割に合わない賭けをする。
我慢は根性ではなく戦略。目の前の誘惑をどう「見ないか」で、待てるかどうかが決まる。
「やろう」と思うだけでは動けない。「Xの状況になったらYをする」と具体的に決めると、実行率が跳ね上がる。
前頭前野は、目標を保ち続け、それに沿って他の脳を導く。目標が揺らぐと、強い習慣や刺激に流される。
選択肢が多いほど良いとは限らない。多すぎると、人はかえって選ばず、選んでも満足度が下がる。
人は、嫌な出来事の後の落ち込みを長く見積もりすぎる。心には、自動で立ち直る仕組みがある。
人が感じるリスクは、実際の確率とずれる。制御できず、未知で、恐ろしいものほど、過大に恐れられる。
人の合理性には限界がある。すべてを比べて最適を選ぶのでなく、基準を満たせば決める「満足化」で動く。
「◯◯があれば幸せか」と考えた瞬間、その◯◯を過大評価する。注目したものは、いつも実際より重く見える。
承諾を引き出す原理は、返報性・一貫性・社会的証明・好意・権威・希少性の6つに整理できる。営業も詐欺も同じ道具を使う。
「何もしなければどうなるか」の初期設定が、人の選択をほぼ決める。放置される選択肢が、実質の答えになる。
思春期は、報酬を求めるアクセルが先に育ち、抑えるブレーキが後から育つ。無謀さは意志でなく発達の時間差だ。